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断熱工事で健康に？高断熱住宅のススメ

みなさんこんにちは！
営業の杉田です。

すっかり暑さも鳴りを潜めて、朝晩は冷え込むようになってきましたね。
私も朝布団から出るのが日に日に辛くなってきて、秋の訪れを感じています。

さて、だんだんと寒くなる季節、暖房の出番ですね。
我々スギタ建工が行う断熱工事ですが、近年住宅も高断熱のニーズが急速に高まっていることを肌で感じています。
そんな中、気になるニュースを見かけました。

環境省は10月3日、「高断熱、高気密」にちなんで女優の壇蜜さんを省エネ住宅推進大使に任命したとのことです。

壇蜜さんのチョイスについてはこの際置いておいて、
一般の方に向けたキャンペーンを女優さんを起用してまで打ち出していく、というこういった国の取組みを見ても、住宅の高断熱化は今後のトレンドになることは間違いないでしょう。

ではなぜ高断熱、高気密が叫ばれているのか？
わかりやすいところでは、高性能な断熱工事をすることにより冷暖房の消費を抑えることが出来るので、エネルギー量が減る＝二酸化炭素の排出を抑えるなど、エコに貢献出来る、というのがメリットです。

しかし、長い目で見るとより生活に近く、もっと重要なことがあるのです。

高断熱、高気密の住宅にすることにより光熱費を削減できる、というメリットのことを、Energy Benefits: EBといいます。

しかし、下の図を見ていただくとわかるように、日本における世帯当たりの冷暖房に使うエネルギーはもともとそれほど多くはありません。

ここを削ることに、もちろん意義はあるのですが、それだけを理由に高断熱、高気密住宅を押し出すのは賢明ではないように思えます。
そこでNon Energy Benefits: NEBという考え方が出てきます。

高断熱住宅にすむことで得られるメリットの2つ目は、このNEB、つまり省エネ以外のメリットです。これはものすごくざっくり言うと、住宅内の温度差を小さくすることが健康維持に貢献し、ひいては医療費の削減に寄与する、という考えなのです。

「家が暑い/寒いだけでそんなに健康に影響があるの？」

ここまで読んだ皆さんは、きっとそんな感想をお持ちかと思います。
ですが今年の夏、室内にいながら熱中症で搬送された方が多く、ニュースにもなったことは記憶にありませんか？

また、寒さに起因するある症状について、こんなリリースが、ガス給湯器でお馴染みのリンナイ様から出ているのでご紹介します。

ヒートショック、という言葉は、近年テレビなどで取り上げられますので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか？
これは正式な医学用語、つまり特定の病気を示す言葉ではなく、急激な温度変化により体が受ける影響のことを指します。

温度差の大きいところへ移動することにより、血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがあります。
入浴中の事故はなんと年間約14,000人前後と言われており、その多くがこのヒートショックが要因と言われます。

そのため医師は脱衣所、浴室を事前に暖めておくように指導をするのですが、
昔ながらの日本住宅は脱衣所や廊下の断熱・気密が十分ではなく、多くの家屋では未だ現実的ではないのが実態です。

我々の施工する住宅は、新築の場合は家を断熱材ですっぽりとくるんでしまう工事がほぼ100％で、リフォームでお声がけいただく際は、一部の部屋のみではなく家全体を空調する「全館冷暖房」を前提に断熱材を施工することがとても多いです。

高断熱、高気密住宅を推進していくにあたり、一般の方が知っておくべきことは省エネ、環境にやさしい家であること。
そして何より大事なのが、きちんと断熱された住宅は家族を、ひいてはあなた自身を守ってくれるということです。

近年は国からの補助金や保証制度なども充実しているので、
「まだまだうちには必要ないかな。。。」
そう思ったあなたも、将来のために調べるだけでも、いかがでしょうか？

スギタ建工ではグラスウールはもちろん、硬質現場発泡ウレタン吹付、軟質現場発泡ウレタン吹付、セルローズファイバーなど様々な断熱材の施工を行っています。
お宅の状態や予算、ご要望に合わせてご提案をしておりますので、お気軽にご相談ください！

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